10/1発行メールマガジン

みなさんこんにちは。台風が通り過ぎまたしても各地に被害がもたらされましたが皆様ご無事でお過ごしでしょうか。

先だっての25周年ツアーは沢山の皆様にご参加頂きましてありがとうございました。ここ最近石田ショーキチグループは非常によい雰囲気にありまして、技術的な側面は勿論、演奏に対する気持ちの一体感もかなりの位置にあると言えます。このバンドで各地大盛況のライブツアーを行えたことは本当に素晴らしい体験でした。本当にありがとうございました。いつの間にか93年のデビューから25年も経ち、沢山の皆様に25年も歌ってくれてありがとうとお言葉を頂きましたが、私の方こそ25年も歌わせてくれて、応援してくれてありがとう、です。心より御礼申し上げます。

さて、7月に西日本を散々痛めつけた豪雨災害の被災者の皆様へ義援金を送るべくGONDA君と作ったCD「one」ですが、二回目の送金が完了しました。

第一回目は90,000円の送金でしたが今回は56,228円となりました。8月から9月半ばまでのCDの売り上げはSAT recordsのオンラインサイトで51枚、GONDA君のライブ会場で11枚となりました。GONDA君のライブ会場で販売したものは二人でせっせと手焼きしてサインをいれた初期ロットでしたのでこれは一枚につき1,000円そのまま計上しました。オンラインサイトで販売したものはCD製造メーカーに依頼して製造し(実は音もいじりました、例によって)、プリントスリーブ(GONDAデザイン)も入れた製品でセカンドロットとなり、一枚あたり140円のプレス代がかかっておりますがこれは弊社負担とし、オンラインサイトの販売手数料が一枚につきだいたい112円程かかっておりますのでこれだけ経費として引かせて頂き、差し引き合計56,288円となりましてこれを岡山県総社市の災害支援金口座に振込しました。

今回総社市をチョイスした理由ですが、豪雨災害が起こって間もなく、他の自治体と比べて類を見ない早さで被災者に見舞金を配付していた姿勢に敬意を表しての送金です。広島の某市では今になってようやく一時金5万円を支給とつい一昨日のニュースで見ましたのと比べますと、お役所の様々な制約を乗り越えて被災者と寄り添う姿勢が明白に出ている自治体と感じます。中国四国地方ではまだまだ仮設住宅で暮らしている方々、道路事情が悪く陸の孤島になっている地域、沢山あります。我々の送金した金額は大きな額ではありませんが、被災地に思いを馳せてCDを買って下さった皆さんのお気持ちが、地域の皆さんに少しでも届くようにと祈るばかりです。

このCDですが、ここから先は西日本豪雨災害に限らず、日本中の自然災害被災地に義援金を送るアイテムとしてこれからも継続的に販売していきますのでよろしくお願い申し上げます。

さて。久しぶりにお料理のレシピでも書きましょうか。ここ二三ヶ月、災害のことやなにやらでレシビのことに触れずにいたら、「美味しいレシピが載ってるっていうから登録したのに音楽の話しか出てこないってどういうことですか」「ヌードルダイアリーなのに料理のりの字もないなんて詐欺ですか」と新規の読者から苦情が殺到しておりまして、はて、わたしは音楽家だった気がするんだけどホントは何者なんだったっけな、なんて思っておりましたので渋々料書きますね。

そういえば麻婆豆腐のこと、このメルマガで書いてなかったみたいですね。以前書いたような気でいたんですが、過去のログを検索しても出てこなかったので気のせいですかね。この夏休みは小学5年の末っ子に自由研究の題材として時々料理を教えておりまして、その中で教えたものの一つに麻婆豆腐がありました。麻婆豆腐っていうと丸美屋とかcoock doとか使っちゃう人ばっかりだと思うんですが、一見難しそうに見えて実は簡単で自分で作った方がこういう手抜きヘルパー食材使うより圧倒的に美味しく出来る料理の代表格が麻婆豆腐とミートソースだという持論を持っています。麻婆豆腐とミートソースって実はそっくりな料理で、使う油や入れる調味料は違いますが殆ど同じ意識で作れる料理です。はい、そんじゃいつも通りテキトーながらスパルタなお料理教室はじめるよー。

1.最初に油。普通の中華料理やる人はいきなり油でひき肉炒めるところからやると思うけど、イタめしかじってる人なら先に油にニンニクの香りを付けた方が料理が美味くなるってしってるから必ずやっちゃうさね。手抜きしたい人は桃屋の瓶詰めのきざみにんにく、より美味しくしたい向上心ある奥さんは生のにんにく(なるべく新しいのを使うんだよ、二ヶ月も三ヶ月もほったらかしとくと匂いがしなくなっちゃって意味ないからね、わかったかいこのスットコドッコイ)を刻むかスライスしてチップにするかして、油に投入。
ここでポイントが二つ。油をけちるんじゃないよ。ヘルシーとかなんとか言って油ケチケチする奥さんいるじゃんね。Go to hell。中華料理つくっといてヘルシーもへったくれもあるかよ。油けちったら中華料理なんか成立しないよ。大さじ3~4杯いっちゃいなよyou、なんなら5~6杯。二つ目はその油をいきなり高温にしないこと。高温の油にニンニクいれたらどうなっちゃう?揚がっちゃうだろ!揚げニンニクつくってどうすんだよGo to hell!!!なので、低温の油でニンニクを「煮る」感じで、じっくり油に香りをつけて。この油もね、なんならサラダ油じゃなくてオリーブオイルでやるって手もあるんよ。ワシ時々やるけど。

2.そしたらその油に挽肉を入れるよ。まず油の温度を上げる。中火でね。そしたら挽肉を入れるんだけど、挽肉は牛と豚の合い挽きもしくは豚ね。牛100%や鶏の挽肉だと、あんまり美味しくないよね。どうしてもやりたいってならアタシゃとめないけどさ。とめないけどさ。地獄へおちろ。挽肉の量だけど、まあテキトーにやんなよ。ワシはいつも片手で一握りくらい、つまりソフトボール1号球くらいにしてるけど、多くても少なくてもどっちだってそれなりになるんだから、好きにやってみて量の大小感じたら次回調整してみればいいのさ。各家庭ごと食べる量だって一概に人数だけじゃ計れないしさ。もんのすごい喰う柔道部の子供と母親だけの家ももしかしたらやせ細った5人家族より食うかもしれないだろ。各食卓ごと事情は違う。まずはトライ。
入れた挽肉をフライ返しでもしゃもじでもつかって広げて均等に油に浸かるようにのばして炒める。で、チリチリと音と泡を立てて挽肉に火が入って行くんだけど、この泡立つ油が最初は白く濁ってるんだ。それをほっとくと透き通ってくるのさ。1分か1分半か。あるいは2分か。火が強すぎると挽肉を焦がすから気をつけて。

3.透き通って来たらば豆板醤と甜麺醤を入れましょ。言うまでもないけど、豆板醤が多すぎると辛くしょっぱくなるし、甜麺醤が多いと甘くなる。まずは豆板醤と甜麺醤、どちらも小さじ一杯ずつ入れて次回好みで調整したらいいよ。ここにみりんと酒を少し。テキトーに。入れなくてもいいし。次に顆粒の鶏ガラスープの素を使って、100~150ccくらいのスープを作って。こういう時水で作っちゃう奥さんいるけどそんなアンタはgo to hell。水入れたら鍋の温度下がっちゃうだろ。お湯(出来れば熱湯)で作った方が顆粒もよく溶けるし鍋の温度下げなくて済むしいうことなしだぜベイビー。これも言うまでもないけど、スープが濃ければ仕上がりの味がしょっぱくなるし、うすけりゃそれなりになるし。まあテキトーにおやんなさい。スープ入れて水分多くなったところで豆板醤と甜麺醤をよく溶かして。

4.いよいよ豆腐を入れるよ。豆腐は絹が普通だけど木綿でも案外美味しいよ。崩れにくいし。賽の目に切るけど大きい方が好きな人は大きく切り、細かいのが好きな人は細かく切り、まあテキトーに。一丁か二丁だね。3人以上の家族だったら気前良く二丁いっときなよ。火は強火の下くらいにして豆腐に火が通るように、豆腐の水分が飛ぶように。

5.豆腐に火が通ったら水溶き片栗粉を投入するんだけど、これは水でやらなきゃだめだぜ???さっきのスープみたいに鍋が冷めないようにってさ、お湯でやったらどうなると思う?

お湯に片栗粉いれた瞬間から片栗粉固まっちまうだろ!!!Go to hell!!Fuck you!!!

火を中火の弱めにして鍋を廻しながら、水溶き片栗粉を細くたらしながら、出来れば鍋をあおってちゃぽんちゃぽんと中身をまるでお好み焼きを折り返すかのようにまぜながら、全体に行き渡るように、一カ所に片栗粉が集まるとそこだけダマになってしまうから気をつけろよ、水溶き片栗粉いれすぎるとタルンタルンのゲル状になっちゃうから程よいとろみがついたところで投入ストップ。

6.最後のプロセス。ネギをみじん切りにして、一握りくらいか。これもケチらずどかっと、具材の上に広げて。んで最後が味噌なんだけど、いや別に味噌をいれるわけじゃないんだけど、化粧油ってのを表面にかけるんだけど、大さじ3杯とか4杯とか、お好み焼きの上にマヨネーズビームを散らすようにびゃーっとかける、なんならごま油でもよし、その後で強火にしてガッと鍋を焼く。少なくとも30秒、なんなら45秒。グツグツいって香ばしく底が焼けたら完成。

このレシピは陳健一のレシピを元にしています。出来上がりは結構スープっぽい仕上りなのでご飯の上にかけるととてもよくあいます。お試しあれ。

さて、久しぶりの長いツアーを決めました。といってもやはり3公演くらいやったら帰宅するショートトリップの連続ですけどね。体力ないから。年寄りだから。売り出して速攻で売り切れになりました京都カモガワラボですが、数は少ないですが立ち見席を出す事にしました。10/6の20時受付開始です。
https://tiget.net/events/38114

あともう一つ。私も実行委員会のスタッフをしている「まちだプロレスまつり」昨年に引き続き第2回目の大会が10/29(月)に町田市民ホールにて行われます。こちらホテル町田ヴィラ様とタイアップして頂いての宿泊プラン付きのチケットもあります。
https://www.jalan.net/yad323212/plan/plan02510398/
日本中に多くのプロレス団体がありますが団体の枠を超えて多くの人気選手が集まるプロレスファン垂涎の大会です。ぜひ遊びにいらして下さい。
http://www.machipromatsuri.tokyo

では、また。