北海道東北自転車ツアー 初日・二日目

6/8土曜日、旅一日目。晴天の札幌。惜しまれつつも閉店するMusica hall cafeにて最後のライブ、のつもりで決めたライブ日程だが移転して存続する事が決まったということで、まずまず目出度いことになって、現店舗での最後のライブをファンの皆さんと。

今回の旅は軽量化の為に歌詞や楽譜がたんまり収納されたiPadはもってこず、サーバーに置いてあった楽譜を何枚かセブンイレブンでプリントしてライブに臨み、珍しくすべて自作曲だけでのライブとなった。

https://x.com/kanade25357126/status/1799311438970056966?s=46

終演後ファンの皆さんにお見送り頂いて札幌から自転車旅スタート、13時すぎか。余市まで60km走る。

https://x.com/h_naruse/status/1799308091357540581?s=46

途中腹が減り地元のお客さんに勧められた、かとうラーメン手稲本店にて塩ラーメンを頂く。透き通った見た目同様味の透明感も素晴らしい一杯でした。

フルサイズのライブを一本終えた後の走行なので、国道5号線がまあ辛いこと辛いこと。全然脚が回らないどころか、小樽の前後では予想していなかったアップダウンの連続に苦しめられる。そんな折にふと見えた海は心を和ませる。

そして、小樽の街は美しい。

https://x.com/ishidalf/status/1799372191794151528?s=46

そして余市。かなり脚を擦り減らして日も暮れて到着。この日泊まったのはゲストハウス余市というところで、ゲストハウスといいながらも広い洋室の個室で最高に快適な宿でした。オススメ。

繁華街で齢90のお母さんが焼く巨大な焼き鳥でタンパク質を補給して明日に備える。

この日のリザルト。距離は高々60kmなのに獲得標高(トータルでどれだけ登ったか)が450mもあるのでかなりきつかったことが見て取れる。

 

6/9日曜日、旅二日目。朝6時前に宿を出る。長万部まで110kmほど走る予定だが昼前から雨の予報なのでなるべく早く出発したい。国道5号線はとりあえずひたすら登り、言うまでもなくきつい登りでした。

稲穂峠を越えると一気に降って共和町。ノスタルジー溢れる鉄道跡。

その次の町、岩内でGASHの石塚さんと会い、ランチもご馳走になる。まさかのサクラマスが最高に美味でした。

岩内は日本海側の一本道をひたすら走るのだが、トンネルだらけで飽きた。トンネルを出ると雨。雨の次はトンネル。辛い。寿都町から太平洋側にむけて峠を登る。また峠。辛い。しかも雨中。辛い。寒い。辛い。

雨足が強くなる頃、峠を登り切ったところに駐車場があり、広いトイレがあった。軒先がまた広く、そこで座り込んで雨宿り。座ったら寝てしまった。30分くらい寝ただろうか、雨が弱くなったので長万部に向けて坂を降る。

降る途中で見た全国退廃度ナンバーワン駅舎。

長万部に着いて温泉旅館にチェックイン。宿の女将さんが靴乾燥機をかしてくださる。有難い。

ここの宿がまた古くてボロくて味があって、傑作だったのが大浴場である。男湯と女湯とそれぞれ暖簾がかかった入り口があるが、はいってみると脱衣所は一つしかなく、どちらから入っても同じ。混浴ならそう書いとけよ(笑)。

あっつい温泉に浸かって明日に備える。

この日のリザルト。獲得標高787m。雨の中よく頑張りました。

続く。