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2/23(日)新代田FEVERにてScudelia Electro シングルとしては実に22年ぶりのリリースを記念してライブを敢行!

Scudelia Electro 「We’re going on」
2025年02月23日(日)
Scudelia Electro new single release party
『WE’RE GOING ON』
一年ぶりのScudelia Electroはホームである新代田FEVERにて!
当日は実に23年ぶりのニューシングルを現地にて先行発売!!
震えて待て!!

開場 16:00 / 開演 17:00
予約(オールスタンディング、整理番号順入場)
前売券:6,400 円(要1ドリンク別途)
当日券:6,900 円(要1ドリンク別途)

チケット残りわずか!!

詳細は以下のページにて

https://tiget.net/events/367022

 

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さて2025年も開催します初詣で付き正月ライブ New Year 詣de Rock by 石田ショーキチ!
今回は鎌倉・名古屋・神戸・近江八幡!一年の最初に無病息災を祈り明るい一年の幕開けロックンロール!!

Day 1☆鎌倉/Cafe GOATEE
■2025年1月5日(日)鎌倉/Cafe GOATEE
(神奈川県鎌倉市小町2-10-7 ストロービル3F)
https://tinyurl.com/463wc3h4
★鶴岡八幡宮にて参拝、記念写真撮影
前売り5,000円、当日5,500円 要オーダー別途
自由席(一部立ち見となる場合があります)
14:00受け付け開始、14:30鶴岡八幡宮に向けて出発、参拝&記念撮影後15:30ライブスタート
※整理番号順入場
[ご予約方法]
※11月27日(水)20:00受付開始
info@cafegoatee.com まで、
件名を「1月5日 石田ショーキチ ライヴ予約」として、
・人数
・お名前(全員分)
・電話番号とメールアドレス(全員分)
・チケット代金事前振込み or Goatee店頭での事前支払い いずれをご希望か
をお知らせください。
メール受信後48時間以内に予約確認のメールをお送りします。
振込の場合はご予約確認後5営業日以内、店頭でのお支払いの場合
は1週間以内にお願いいたします。
不測の事態による公演中止もしくは時間変更の場合を除いてチケット代金お支払い後の払い戻しはいたしません。

Day 2☆名古屋/ROLLINGMAN
■2025年1月11日(土)名古屋/PUB ROLLINGMAN
(愛知県名古屋市中区錦2丁目14−6 Selax 5階)
https://x.com/PUBROLLINGMAN
★桜天神社にて参拝、記念写真撮影
前売り4,000円 当日4,500円 要2ドリンク別途
自由席(一部立ち見となる場合があります)
12:30開場、13:00ライブスタート、14:30終演、15:00桜天神社に出発、参拝、記念写真撮影
※当日先着順入場
【ご予約方法】
※11月25日(月)20:00受付開始
ticket@machidasonic.com まで
件名を「1月11日名古屋 ライヴ予約」として、
・人数
・お名前
・電話番号とメールアドレス
をお送り下さい。

Day 3 ☆神戸/Cafe ball
■2025年1月12日(日)神戸/Cafe ball
(兵庫県神戸市神戸市中央区楠町3丁目10-9)
★湊川神社に参拝、記念写真撮影
★石田謹製中華ボウル付き(基本は辛いバージョンなれど辛くないバージョンも有り、ライス不要の場合は頭のみも可)
前売り6,000円(中華ボウル・1ドリンク込み)食材の都合上事前予約のみ
16:00 open・受付、16:30 湊川神社(徒歩7-8分)に参拝、写真撮影
17:30 ライブスタート
【ご予約方法】
※11月25日(月)21:00受付開始 cafeballkobe@gmail.comまでメールにて

Day 4 ☆ 近江八幡/酒游舘
■2025年(滋賀県近江八幡市仲屋町中6)
★日牟禮(ひむれ)八幡宮参拝(集合写真撮影付)
★終演後の新年会では「ちゃんこ小吉」酒游舘初登場!!
★ライブ中に同時進行でちゃんこスープを調理!!
15:30 open・受付、16:15日牟禮八幡宮(徒歩5分)に参拝、写真撮影
17:00 ライブ start
前売:4,400円(別途ドリンク代600円・地酒のみお代わり自由)
当日:4,900円
※先着順入場1月13日(祝)近江八幡/酒游舘

【チケット予約】
11/26(火)10:00よりメールにて
sakedelic1960@softbank.ne.jp
メッセージにて「公演日」「お名前」「人数」「電話番号」を明記の上、お申し込み下さい。
★新年会のご案内★
終演後ライブ参加者様との新年会を行います。参加ご希望の方は上記ご予約時に「新年会参加希望」とお書き下さい。
※石田謹製ちゃんこ鍋とソフトドリンクで3000円です。
※アルコール類はキャッシュ・オン・デリバリーです。
※新年会のみの参加は出来ません。
※食材調達の関係上新年会の当日キャンセルは代金を頂戴しますことご了承ください。

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6/13木曜日、本日も快晴。能代の大谷さんのホテルで6時起床するも、ライブ翌日なのでギターを宅急便で次の公演地の仙台に送らなければならないのでクロネコヤマトの営業所の開店を待つ。そんなの営業所行かなくてもコンビニから送れば待たずに済むやんけ、と思うだろ?ギターはコンビニから送れるサイズ上限の160サイズを超えてるので営業所からじゃないと送れないのである。

本日も車でサポートして下さる安食の兄貴の車にギターと自転車を積み込みクロネコヤマトの営業所に向けて走る途中、兄貴が叫ぶ。

「師匠!朝ラーメン行きましょう!!美味いところがあるんです!!」

話のついでに説明するが、私が師匠と呼ばれる所以は「イシダショウキチ」を並べ替えると「ダイキチシショウ」になると1995年だったと思うが初めてプロデュースという仕事を頂いたポリドールのrosyというバンドのドラムの田部さんが発見したことに起因する。別に何かの師範でもお笑いの偉い人でもない。ただのアナグラム。

で、兄貴が珍しくラーメンと叫ぶ。朝からやっていてすぐに売り切れになってしまう店があるという。それは行かなきゃ。なるほど。ラーメンショップでした。ラーショは早朝からやってるところ多いよね。秋田は能代まで来て食べなれたラーショの味に出会えてなんだかほっこりしました。美味しかった。

さて。昨夜の宴席にて、大館の名門サイクルショップ虻徳の虻川社長にルートの変更を強く勧められた件。理由は熊。今年の秋田県は兎に角熊の出没と被害が多いという。毎週人が死んでいるのだという。なんでも秋田の熊は普通のツキノワグマではなくヒグマとの混雑種でメチャクチャ気が荒く人を襲うのだという。なので、秋田県から宮城県への奥羽山脈越えをもっと南下して山形県から山越えをするよう強く勧められた。

うーむ。しかしなあ。

こちら、当初予定していたルート。

秋田市は土崎駅から90km走って横手駅のステーションホテルに宿泊、翌日奥羽山脈アタックは国道108号線で標高584mの仙秋鬼首トンネルまで登り、これを抜けて宮城県に出、更に走って宿泊は鳴子温泉で、というルート。この標高についても大変だと言われたけれど、関東神奈川エリアの我々にとって一つの指標である箱根峠860mやヤビツ峠761mを考えると、まあ登れない高さではないし、このくらいのクライマックスは旅の終盤に格好のイベントともいえる。が、やはり山岳国道を長く走るので熊遭遇の危険度が高い、と。

非常に親身にアドバイス頂いたので、ここは従う事にした。しかも秋田県南部や山形県の自転車乗りの皆さんに「東京から来てる青いクロモリが奥羽山脈越えにアタック中だから見かけたらサポートしてあげて」と声をかけてくださった。なんてありがたい。ありがとうございました。

変更したルートはこちら。

酒田市まで降って最上川沿いに東に走り、中山峠(境田越え)の標高は350mと一気に低くなって難易度は下がる。良くも悪くも楽にはなる。が、いくつか問題がある。秋田市から横手市までは90kmほど走れば良かったので、楽勝の計算だった。しかし酒田を回る場合、翌日奥羽山脈をこえて鳴子温泉までリーチ出来るところまで走ろうと思うと、殆ど宿がないのだ。必死に検索すると清川という駅の近くに温泉宿を一つだけ見つけた。この温泉宿(で痛い目に遭うのだがそれは後述する)まで土崎駅から130kmの距離がある。いつものように朝6時に出発とか出来れば着ける距離だが、何しろクロネコヤマトの営業所の開店を待って発送、その後1時間弱かけて土崎まで車で移動してからのスタートである。温泉宿のチェックインも21時がリミット。ノロノロ走ったら絶対に間に合わない距離だ。今思うと兄貴の車にギターを積んでおいて土崎からライドを開始して、昼前とか適当なところでヤマトの営業所を探してギターを発送すれば良かったと気づくが、元々90kmしか走らない予定で朝ラーメン含めてその日の流れが出来上がっていたので、土崎駅に着いたのは10時であった。ここから130km。21時までに。割と絶望的。だが決めたからにはその道を走るのみ、決心して準備をする。

と、そこに、10年前にノシロックで共演した藤田ゆうみんさんが激励に駆けつけてくれた!

なんと熊よけのスプレーを頂いた!!なんていい人!!有難うございました!!!

さて、兎にも角にも11時間足らずで130kmを走破しないとならない地獄のライドの開始!行くぞ!!

南下するルートだが、地元の人はみなさん口々に国道7号のバイパスを行けとおっしゃる。信号もなくてとても走りやすいから絶対それがいい、と。しかしこれがちょっと何でした。皆さん勧めるのは車で走った時の感触で、自転車の場合とは大きく違う。確かに信号はほとんど無かったが、他の下道と交差する際に立体交差(陸橋、オーバーパス)になるため、その度にアップダウンを食らう。このクソ急いでいる時に無駄な登りは避けたい。実に避けたい。しかしもうこの道で走り始めてしまったので行くしかない。踏む。海沿いの国道7号線をガンガン踏む。

道の駅岩城にて安食の兄貴とカキフライ定食。

 

 

道の駅岩城からみる海。

 

ランチ後もガンガン踏んで南下、由利本荘市に入る。

多くのアップダウンを経ながらの突貫ライド。かなりきつい。午後5時頃、ようやく道の駅象潟(きさかた)。だいぶ太陽も傾いてまだ残り60km。ここまでお付き合い頂いた兄貴、青森にお帰り頂く。これ以上私に付き合わせてしまうと明日のお仕事に差し支えますので。三日の間私の10kg近いリュックを運んでくださり、経口補水液を常に下さり、本当に助かりました。ここからは一人で走ります。ありがとうございました。またお会いしましょう。トップギアねえさんにもよろしくお伝え下さい。

10kg弱のリュックを三日振りに背負い、走る。ペダルを回す。回しまくる。左に見えるは鳥海山。

 

午後6時半、山形県に入る。残りまだまだ50km。

午後7時15分、ようやく酒田市。日も暮れて暗くなった。残り27km。

ナビに従って(自転車専用のナビね)最上川に沿って走るが、街灯も何もない道を時速35kmオーバーで突っ走るので、周りに何があるのか何もわからない。

あと20km、あと15km。チェックインタイムリミットの時間がどんどん近づく。まずい。ふと、まわりの水田に光るものが見える。なんだ?

なんと、蛍。時折飛び交う蛍の光に癒されながら、ペダルを踏み続ける。

あと10km、5km。ナビによるとあと1km。やっと到着か。と思った矢先、目の前に絶望が立ちはだかる。残り600mが信じられない激坂。斜度10%。つまり600mすすむと標高が60m上がる。温泉宿は山頂にあったのだ。絶望。半分くらいまで登って、自転車を降りて押す。なぜなら脚を翌日に残しておかないと奥羽山脈越えに支障をきたすから。

汗だくになって押して登り、山頂の古い温泉旅館に到着。チェックインリミットの10分前。間に合った。130kmを鬼漕ぎしつづけ、間に合った。間違いなく人生で5本の指に入るしんどいライド。腹ペコ。何か食べたい。が、ほんとに何もない真っ暗など田舎、周囲に何もない。ほんとうに何にもない。

チェックインして男性の従業員(若くてちょっと応対がチャラい感じ)に和室を案内される。そこで彼にお願いする。130km自転車でぶっ飛ばしてきて、腹ペコで死にそうなんです。なんでもいいので何か食べさせてもらえませんか。

「あー、もう厨房の火おとしちゃったんで無理っすねー」

いや、あの、営業の調理をお願いしてるんじゃなくて、ほんとになんでもいいので口に入れれるものを頂けませんか。ここから降りるともう戻ってこれないので。

「あー、玄関の鍵はあいてるんで入れますけどねー」

いや、そうじゃなくて。この坂、自転車じゃ登れないんですよ。登れないし、周囲になにもないでしょ?

「あー、じゃあタクシーっすかねー」

そうですか。わかりました。冷てえなあ。じゃあタクシー呼んでもらえますか。といって彼と玄関まで降りていく。宴会場の前を通る。宴会の終わったテーブルに鍋料理の食い散らかした残り。お櫃にご飯のこってねえのかよ。そんなものでいいのに。ちきしょう。

10分ほど待つとタクシーが登ってきた。乗車して運転手さんにかくかくしかじかと事情を話す。それは酷い目にあったねえ、しかし飲食店なにもないからねえ、セブンイレブンに行ってお弁当でもかうしかないかねえ、と申されるのでセブンイレブンまでお願いする。

走り出す。本当に何もない真っ暗な道。6-7kmほど走った時、あれ?この道オレが走ってきた道じゃね?と気づく。そして着いたセブンイレブン。完全に来る時通過したセブンイレブン。わかってりゃ買ってから宿行ったのに。悔しさ全開。お弁当と缶ビールと酒を買ってタクシーで宿に戻ってもらう。タクシー代4020円(これも後におもしろいことになる金額)なり。

食事を終えて温泉に入る。お湯激アツ。日焼けしまくった肌が焼ける様に痛い。死ぬかと思った。強烈な一日の最後らしいフィニッシュ。ああ。横手ステーションホテルに泊まりたかった。

本日のリザルト。

明日はいよいよ2度目の奥羽山脈越え。爆睡。つづく。

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6/11火曜日、自転車ツアー四日目青森の朝。今日は、青森の自転車界を牽引するあんてな青森の菊池店長と常連客の佐々木さんのお二人にガイドして頂き、安食の兄貴にも車でサポートして頂き、奥羽山脈を超えて秋田県に入り、北秋田市まで走る一日。

昨夜、笑顔亭の飲み会ににMOTOR WORKSのツナギで現れた佐々木さんに朝ラーメンに連れて行ってもらう約束をしていた。していたので、約束の1時間前に起床し、自転車に乗ろうかと思った。思った、が、すっかり忘れていたが、自転車は分解して輪行バッグに包んだままで、再組立が必要な状態でした。しまった。これが現代のロードバイクなら5分もかからず組み立ててスタート出来るところなのだが、そうは問屋が卸さない1977年製のロードレーサーである。

かんたんに言いますとね、輪行を組む時、前後の車輪を外して、そんで自転車をひっくり返してハンドルとサドル側が下になるように置いて、外した車輪をマジックバンドで左右からぎゅっと縛りつけてハンドルが動かないように固定して、その上からナイロンのシートを被せて、吊りベルトをつけて、よいしょっと持ち運んで電車にのります。サドルとハンドルの右端・左端で三角形の面を作って、地面に安定して置けるようにするわけです。

ところが、1980年代以前のスポーツ自転車はまるでカマキリの触覚のようにブレーキワイヤーがにゅいーんとハンドルの上に出ており、そのままひっくり返すとこのワイヤーが曲がってしまってブレーキがダメになる。なので、このワイヤーをブレーキレバーから外す必要があり私のユーラシアにはこのワイヤーをブレーキレバーのところでちょいちょいっと外せる機構が備わっていて(レバーの根元がカパッと開いてワイヤーにアクセス)、ちょいちょいっと外して新幹線で輪行してきた由。

で。ブレーキワイヤーを外すのはめちゃ簡単なのだが、外したワイヤーをもう一度レバーに引っ掛けて元に戻すのが一人でやると結構大変で、掛かる時はすぐ掛かるのだが掛からない時は左右で30分くらいやらないと掛からなかったりする。この朝、この作業を15分くらいやってて片側もひっ掛からない状態で、佐々木さんに連絡をとり、すみません、自転車の復旧に時間かかりまして朝ラーメン無理ですごめんなさいとお伝えした。

その後この作業が全然捗らず、安食の兄貴に電話して、あんてな青森さんへの着時間がかなり押しそうでごめんなさいと伝えて頂く。
結局35分くらいかかってようやくブレーキワイヤーが掛けられて自転車は復旧し、あんてな青森さんに向かった。

菊池店長と佐々木さんと、出発前の一枚。左が菊池店長、右が常連の佐々木さん、ワザと目瞑り。

安食の兄貴は車で私の9kgのリュックサックを運んで下さる。
この日と翌日、兄貴にはこの旅の為に買ったアクションカメラをお渡しして時々動画を撮って頂いたのだが、お渡しする時の私の設定ミスで全て音声がカットされた無声映画となった。

 

今日のルートは青森空港前に続く坂を登って黒石、平川と通って矢立峠を越えて秋田県は大館市、からの北秋田市までのルート。青森空港前まで距離にして4km程か、斜度4%くらいの登りが続く。お二人曰く今日の行程でちょっときつ目なのはここだけとのこと、矢立峠は全然大変じゃないと聞いて安堵半分肩透かし半分。奥羽山脈越えるぞと物凄く鼻息荒くしてたので。

登る道中。巨大なねぶたが保管されている。圧巻。

走り始めてしばらく、感嘆したのは菊池店長の引き(後続の人を引っ張っていくという意味)の技術の見事さで、後続車のスキル、(レベル)を細かくチェックしながら、早過ぎず遅過ぎず、絶妙に私のレベルの少し速いくらいの速度で引っ張ってくださる。もの凄く楽だったし、かといってゆるゆる楽に走るわけではないので結果的に非常に効率よく速いタイムで移動できた。ノーストレスで。これは引きのテクニックです。普段からあまり速くない人を快適にガイドするイベントを多数開催されている賜物でしょう。

私がロードバイク(といっても1984年製ブリヂストンユーラシア・スポルティーフだけど)を乗り始めた2000年代前半の頃、町田市・大和市周辺の自転車乗りの皆さんのチームに入れてもらいあちこち連れて回ってもらった際は皆さん最新のロードバイクでガンガン走られるので古過ぎてスペックもよくない大昔の鉄の塊でついて行くのが本当にしんどくて毎回筋肉痛でボロボロになったものだ。懐かしいなあ。

道の駅いかりがせきにてランチ休憩。さがりの焼肉定食を頂く。

そんな絶妙な菊池店長のリードで一回目の奥羽山脈越え・矢立峠を超えて、秋田県は大館市に入った。ヒャッホゥー!!

 

大館市には昭和五年創業の名店・サイクルショップ虻徳さんがあるので訪問しない手はない。

なんと今回の私の旅の為に菊池店長は虻徳さんに数日前にご挨拶に来てくださっており、実にスムーズにお迎え頂く。

こちらの三代目社長虻川さん、話を聞くとヤングの頃(まだ十分お若いですけど)にうちの隣町にお住まいだったと聞いて仰天。音楽もお好き、私のようなクロモリ(ようは鉄です)の自転車も好きということで色々お話が合い、楽しい訪問だったばかりか、北海道で雨の中を走ってあちこち汚れまくった私のユーラシアをクリーニングとメンテナンスして下さり、当然その間私はアレコレと技術面の質問攻めをさせて頂くわけだが、まあとにかく為になる事ばかりでとても有意義な訪問となった。虻川社長ありがとうございました。

 

菊池店長はここでお別れしまして、青森に単走で戻られた。本当にありがとうございました。引き名人でござました。次はライブで青森にお尋ねできますことを。

ここから先、佐々木さんに引いて頂いて本日のゴール鷹ノ巣駅まで走る。グイグイ引いてくださいとお願いし、快調に飛ばす国道7号線。佐々木さんも私がギリギリついていける速さを確認しながらガンガン引いてくれる。上手い。

 

 

鷹ノ巣駅に到着。

で佐々木さんと安食の兄貴と食事をし、佐々木さんは兄貴の車に自転車を積んで青森に帰られました。ありがとうございました。

兄貴はなんと、明日、明後日とまた私のサポートに青森から車で来てくださるそうで、頭が上がらない。本当にありがとうございます。

ビジネスホテル八木で就寝。爆睡。本日のサマリー。

 

6/12水曜日、自転車ツアー五日目。鷹ノ巣駅から能代まで走り、盟友コバヤシタツヒコの墓参りをした後に秋田市方面に向かって走れるだけ走って、そこから能代に戻ってライブ、という一日。

鷹ノ巣の駅のそばにあるビジネスホテル八木の朝食。立派。有難い。

朝8時少し前に鷹ノ巣駅を発つ。快晴。

国道7号線と米代川の土手道を使って能代にむかって西へ走る。前日の走りが良かった場合、朝から脚が良く回る。言うまでもなくメチャクチャ回してガンガン走る。

 

 

あっという間に能代に入る。

そして東能代駅。

途中、今夜共演する大谷さんとバッタリ遭遇。面白い。

大谷さん側からの写真。

コバヤシタツヒコの墓参り後、ここから南下してどこまでいけるか。ちょっと翌日以降の行程に難色がありルート変更の可能性もあるため、なるべく南まで降っておきたい。

じゅんさいの町三種町。

三種町のオシャレな若者は全員ここでしか服を買わない、OSHARE LAND ヒラサダ。しらんけど。

道中、私が常日頃好む感じのドメスティックなラーメン店があったので入ったが、おばあちゃんがかなり高圧的でちょっとだけ不味くなった。

そして追分駅

んで土崎駅まで走ってここまでにしといてやる。割とヘトヘト。

サマリーは96.6km。ライブがある日なんだから60kmくらいにしとくつもりが調子がいいので100km近く走ってしまった。明朝はここから南に向けてスタートとなる。

おし、能代に戻ってライブだ。頑張ろう。

さて。

なぜ能代に行くのか。なぜ能代を通って行くのか。本来なら青森から南下して岩手を通って仙台にいけばシンプルなのに、二度も奥羽山脈を越える苦行を課してまで、何故石田は能代にライブをやりにいくのか。

それはコバヤシタツヒコがいた街だからである。

コバヤシタツヒコと出会ったのは2000年だったと思う。1999年まで私はポリスターというレコードメーカーにおり、マネージメントもそのグループ会社に籍を置いていた。93年のデビューから6年お世話になったメーカーではあったが、まあ色々あって、2000年の三月からヒップランドという事務所にお世話になる。そこで自分のレーベルを立ち上げてリリースをすることになるのだが、この会社がもっていたスタジオ、それは代々木のオンボロビルの地下にあるそれはそれは見事なまでに古き良きオンボロスタジオだったのだけれど、とても居心地がよくてユニークなミュージシャンが沢山出入りしていて面白いところで、そこの店長が秋田県は能代市出身のコバヤシタツヒコという男だった。

とても人懐こい誰からも好かれる男で、スクーデリアエレクトロがライブやレコーディングをやる時、よく機材車を転がして手伝ってくれた。家族ぐるみで一緒によくキャンプに行った。当然よく一緒に呑んだ。タツヒコの結婚式では吉澤君のピアノで歌った。

その後タツヒコはギタリスト石田長さんのマネージャーになって全国を飛び回り名物マネージャーとして全国のライブハウススタッフの間でかわいがられていく。

そんなタツヒコが秋田は能代に帰ると言い出した時、誰もが残念がった。勿論私もだ。そして能代に帰ったタツヒコは、街を盛り上げようとあれこれ動き回る。その一つがノシロックフェスティバルという音楽祭である。確か2012年が最初で6年程開催したんじゃないかな。

私も10年前の2014年に呼ばれて出演した。その時のポスターとか画像がないものかと探したら大谷さんのバンドのウェブがヒットした。このポスター。

幼い女の子、これはタツヒコの娘さんである。当時4-5歳だったな。

タツヒコは能代の文化エンタメを牽引すべく奔走し尽力する。時に私の東北を回るツアーで能代の会場(夢工房咲く咲くだったかな)を用意してくれて共演もした。

サッカーの試合(我が町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田)に合わせて秋田市でライブを企画してくれた時は市内で何かの学会があってホテルが全滅で一緒にカプセルホテルに泊まって狭い中で缶ビールを呑んだりもした。その時の写真。

そんなタツヒコが急逝したのが2021年1月。誰もが彼を惜しみ、葬儀には音楽業界から葬儀場の室内に納まりきれないほどの花が通路まで埋め尽くした。勿論スクーデリアエレクトロも花を送ったが、コロナ禍ということもあり能代を尋ねることは出来ないまま年月が過ぎ、東北を自転車で旅する時は絶対に能代に行こうと決めていた。そして私の自転車の旅も、いよいよ札幌から仙台を走れば日本縦断が完成というこのタイミング、そりゃあ能代行きますよ!奥羽山脈越えようじゃないの!二度でも三度でも越えてみますよ!となったわけである。

今回の会場は能代で以前共演した大谷さんが全てセッティングしてくださり、共演もお願いしましたところ、今回は電子ピアノ(本来はベーシスト)で、ケナー奏者の甲山三詠さんと一緒に演奏して下さるとのこと、とても楽しみにしておりました。ご本人達もおっしゃっていたが、大地・山脈・風・自然などを感じさせる雄大なサウンドでした。ちょっとうらやましかった。動画をどうぞ。

https://facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid024k4fZgf3x4drSxZX4DLVJ7PZQoNrz94NSJ4mG8ftSWEiGemmJeRxfAPvPLeVToo2l&id=100002515321492

当日まではチケットが14枚しか売れてませんとか泣ける話だったが蓋を開けてみれば満席のお運びとなりまして感謝感激。

 

100キロ走った後のライブだったが別段しんどくもなんともなく普通にライブが出来た。人間成長するもんですな。

終演後の物販では沢山のCDが売れてまたまた感謝感激そんな折、スーッと近寄ってくる15-6歳の可愛らしい少女。えーこんな若い女子に言い寄られたらおじさん困っちゃうー、なーんて思ってたら(冗談だよ)なんとタツヒコの娘ちゃんで例のノシロックのポスターの幼女がこんなに成長していて感動したおじさん少し涙目になっているのがお分かりだろうか。

能代の皆さんそして安食ご夫妻そして大館から見に来てくださったサイクルショップ虻徳の虻川社長と音楽と自転車の話ばかりして盛り上がる宴会。

タツヒコの墓参りにもいけた、ライブも満席、タツヒコの娘ちゃんにも会えた、実に充実した一日だった。この日は大谷さんが支配人を務めるホテルにて爆睡。大谷さん何から何まで本当にありがとうございました。

さて、宴席で虻徳社長から翌日のルートを変更するよう強くアドバイスを頂いた。理由は熊。この内容については次回の記事にて。

続く。

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6/10月曜日。まだ小雨が残る長万部。海岸にて撮影した動画、朝七時。この顔、やる気のなさ全開。

 

前日に雨と寒さの中、登ったり降ったりを繰り返すと翌日に疲れがかなり残る。

今日は函館まで120km走って、そこからフェリーに乗って人生初の青森に上陸の予定。青森ではお久しぶりにお会いする、ブラウブリッツ秋田の熱烈サポーター安食ご夫妻が待ち構えている。ご夫妻とはもう十年も前に秋田県は能代市にて開催されたノシロックフェスティバルに出演した際に知り合い、交友を続けて頂いている。近年仕事の都合で隣の青森に移住され、青森の情報を色々と下さる。

その中で面白いのが、青森の新聞テレビ等々で我がFC町田ゼルビアの試合結果など非常に多く報道されていて青森県民はゼルビアに非常に関心があるのだそうだ。

何故か。

言うまでもなく黒田監督である。青森山田高校サッカー部を常勝名門チームに育て上げた黒田監督は青森では一大ヒーローなのである。それ故黒田監督が現在指揮をとっている我が町田ゼルビア、これは青森県民にとって大注目のクラブチームで、青森県内のカフェやバーでゼルビアの試合のパブリックビューイングがよく行われているという。

そうしたパブリックビューイング会場の1つ、あんてな青森さんと言うカフェにご夫妻はよく行っているということで、しかもなんとこのカフェは自転車に乗る人が多く集うカフェで、自転車のチームもあると言う。イベントやツーリングもよく開催されていると言うことで、青森の自転車乗りの聖地らしい。

https://www.facebook.com/antenna.aomori

そこで安食ご夫妻は、ゼルビアの古いサポーターである私が自転車で北海道からライブをしながら旅をするとこちらのお店で話してくださったもんだから、ここのご店主菊池さんとお店の常連の佐々木さんが、青森から秋田への奥羽山脈越えをサポートして下さるという有難いお話になったのでした。多謝!!

で、安食ご夫妻が私と皆さんが連絡を取れるように立てて下さったメーリングリストにて本日私が函館から青森に渡ると申したところ、夜に一席設けて下さるということになりました。これは嬉しい有難い、なにしろいつも一人旅なので旅先の店は殆どGoogleマップを頼りに訪問するのが常なので、地元の方に美味しいお店に連れて行ってもらえるのは最高なのである。

ところが、フェリーというのはそんなに都合よく出来ておらず、運行する会社が二社あるものの、両社あわせても運行間隔が3時間おきなので、そんなに都合のいい便がない。

皆さんと19時に飲み始めようと思うとすると、18:25青森着のフェリーに乗らなければならないがこれが14:35函館発で、自転車を乗せてもらうには出船45分前に手続きをしなければならないので13:50に函館着、長万部から120km走ってこの時間に函館というのは私の足では完全に無理。

次のフェリーだと17:30発で21:10青森着、これなら間に合いそうだが九時過ぎまでお待たせして飲み会って我々のような酒の妖怪のような種族ならまだしも一般の清い肝臓をお持ちの皆様にこれはちょっと酷ではないか。しかしどんなに急いでもこれしか乗れないので、遅くなりますがすみません、と皆さんにご連絡し、自転車乗船のために16:45までに函館港に着かなければならないスケジュールが確定した。

普通に走れば朝7時に出発して16時前には120km先まで着きそうなものだが、なにしろ前日の疲れというか寒い雨の中を走った精神的疲労度が半端なく、足がとにかく回らない。自転車がなんか乗りにくくて仕方がない。辛い。進まぬ。うぐぐぐ。こんなんで間に合うのか。

長万部から八雲と南下する国道5号線は海岸線、アップダウンは殆どないものの回らない脚、かつては栄えていたであろうこの道の両側にいくつものカニ飯屋ドライブインの廃墟群、コンビニすらない国道。北海道各地で見られる荒廃した姿がここにも。

長万部から20kmほど走って(普通なら1時間で走る距離なのにこの日はここまで2時間近くかかっている)黒岩駅で休憩。

ここで何気なくサドルを見ると、何故か4cmくらい後ろにズレているではないかー!そりゃ乗りにくいわけだ。工具を取り出してサドルをリセット。乗りやすくなった。

まっすぐ南下していた国道5号線がカーブしながら東に向かうと俄然アップダウンというか海岸線が丘陵地帯になり登っていく。それほど辛くはないがなにしろダルい。

長万部から57キロ走るのに5時間もかかって、ドライブインやかたで昼食。ほたてフライ定食。絶品。

朝7時から5時間走ってまだあと60km残しており、これを4時間程で走らなければならない。出来るのか、今日の俺に。こんなダルダルでダメな俺に。

そんな折、メーリングリストに安食のチカコ姉さんから入電。

「師匠、新幹線という手があります!」

え!新幹線?考えても見なかったが、たしかに新幹線でも青森に渡れる。おー。新幹線。時刻表を調べてみると、17:26新函館発に乗ると、1時間で青森につくではないか!これなら皆さんをお待たせしない!しかもなにより、新幹線の発駅である新函館駅は函館港よりも20kmほど北(手前)なので、20km短縮出来てあと40kmだけ走ればよいということになる。至れり尽くせりである。最高!!新幹線最高!!!

チカコ姉さんの文は更にこう続いていた。

「師匠、17:26の新幹線に乗るには16:55函館駅発の函館ライナーに乗ればOKです!!」

???

函館駅?なんで?ワシは直接新函館に行こうとしてるのに?なんで函館行かんとならんの?20kmも無駄に走って??更に20km戻るの??

ハッ!

っと我に帰る。チカコ姉さんは、石田は「日本縦断の旅」をしているのだから北海道最南端の函館まで行くに違いない、行って当然だと思っているのだ!途中で近道して函館に行かず新幹線に乗るなどあの石田ショーキチがやるわけないと思っているのだ!なんということか!俺は縦断という使命をわすれてショートカットしようとしていた!こんなヘタレ精神で何がロックか!何がユーラシアか!大陸の名前が泣くぞ!!クソっ!

ガチっとスイッチが入る音が脳内で鳴りまして。そこからの道程、ガチ漕ぎに漕ぎまくり、時速35kn巡行でミサイルのように走りました。この一件を「チカコという名のトップギア」と申します。チカコ姉さんのお陰で私は鬼の形相で函館まで走り切る事が出来ました。ありがとうございました。

途中に見た美しい駒ケ岳駅と駒ケ岳。

16:30、函館駅着。

自転車をバラして輪行を組み、16:55函館ライナーに乗車。新函館で新幹線に乗り換え、人生初の青森県に上陸。

お連れ頂いたお店は笑顔亭。どれを食べても美味でした。


美しい津軽びいどろのタンブラーで頂いた日本酒も最高でした。ご案内頂いた皆様、ありがとうございました。


びっくりしたのはあんてな青森常連客の佐々木さん。遅れてきた彼が着ていたのはなんと2004年に少数販売したMOTORWORKSのツナギであった!!驚き!!

この日のリザルト。お疲れ様。四日目につづく。










BLOGNEWS自転車

6/8土曜日、旅一日目。晴天の札幌。惜しまれつつも閉店するMusica hall cafeにて最後のライブ、のつもりで決めたライブ日程だが移転して存続する事が決まったということで、まずまず目出度いことになって、現店舗での最後のライブをファンの皆さんと。

今回の旅は軽量化の為に歌詞や楽譜がたんまり収納されたiPadはもってこず、サーバーに置いてあった楽譜を何枚かセブンイレブンでプリントしてライブに臨み、珍しくすべて自作曲だけでのライブとなった。

終演後ファンの皆さんにお見送り頂いて札幌から自転車旅スタート、13時すぎか。余市まで60km走る。

 

途中腹が減り地元のお客さんに勧められた、かとうラーメン手稲本店にて塩ラーメンを頂く。透き通った見た目同様味の透明感も素晴らしい一杯でした。

フルサイズのライブを一本終えた後の走行なので、国道5号線がまあ辛いこと辛いこと。全然脚が回らないどころか、小樽の前後では予想していなかったアップダウンの連続に苦しめられる。そんな折にふと見えた海は心を和ませる。

そして、小樽の街は美しい。

そして余市。かなり脚を擦り減らして日も暮れて到着。この日泊まったのはゲストハウス余市というところで、ゲストハウスといいながらも広い洋室の個室で最高に快適な宿でした。オススメ。

繁華街で齢90のお母さんが焼く巨大な焼き鳥でタンパク質を補給して明日に備える。

この日のリザルト。距離は高々60kmなのに獲得標高(トータルでどれだけ登ったか)が450mもあるのでかなりきつかったことが見て取れる。

 

6/9日曜日、旅二日目。朝6時前に宿を出る。長万部まで110kmほど走る予定だが昼前から雨の予報なのでなるべく早く出発したい。国道5号線はとりあえずひたすら登り、稲穂峠。きつい登りでした。

稲穂峠を越えるトンネルを過ぎると一気に降って共和町。ノスタルジー溢れる鉄道跡。

その次の町、岩内でGASHの石塚さんと会い、ランチもご馳走になる。まさかのサクラマスが最高に美味でした。

岩内は日本海側の一本道をひたすら走るのだが、トンネルだらけで飽きた。トンネルを出ると雨。雨の次はトンネル。辛い。寿都町から太平洋側にむけて峠を登る。また峠。辛い。しかも雨中。辛い。寒い。辛い。

雨足が強くなる頃、峠を登り切ったところに駐車場があり、広いトイレがあった。軒先がまた広く、そこで座り込んで雨宿り。座ったら寝てしまった。30分くらい寝ただろうか、雨が弱くなったので長万部に向けて坂を降る。

降る途中で見た全国退廃度ナンバーワン駅舎。

長万部に着いて温泉旅館にチェックイン。宿の女将さんが靴乾燥機をかしてくださる。有難い。

ここの宿がまた古くてボロくて味があって、傑作だったのが大浴場である。男湯と女湯とそれぞれ暖簾がかかった入り口があるが、はいってみると脱衣所は一つしかなく、どちらから入っても同じ。混浴ならそう書いとけよ(笑)。

あっつい温泉に浸かって明日に備える。

この日のリザルト。獲得標高787m。雨の中よく頑張りました。

続く。

BLOGNEWS自転車

おかげさまで札幌から仙台までの725kmの自転車ツアーが無事に終わり、日本縦断が完了しました。日常に戻って日々慌ただしく過ごしております。道中応援して下さった皆さん、ライブにお越し下さった皆さん、ありがとう御座いました。

この旅の記録を何回かに分けて文章に残したいと思います。

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北海道東北自転車ツアー・準備編

いよいよ日本縦断を完成させる最後のピース、北海道は札幌から仙台を走る旅が始まる。

昨年町田から仙台までそして根室から札幌まで走ったドイツFELT社のアルミのロードバイクは軽くて走るのが楽、輪行を組むのも楽、言うことない。最高。

が、自分としてそれでいいのか。本当にそれでいいのか。石田ショーキチという人間のアイデンティティとして、ブリヂストンユーラシアに乗らなくていいのか。

重かろうが遅かろうが、少年時代にお前はその自転車に憧れてそれを手にし全国を走る喜びを味わってきたのではないのか。他人と同じようなロードバイクで一体何がロックか。

そんなことを悶々と一ヶ月くらい悩んだ末、77年式ユーラシア・ロードレーサーで行くことを決意。

ただ、決して乗りやすい自転車ではないし、ギアの組み合わせなど工夫して作らないと奥羽山脈を二度越えるこの旅には適さない。まずはそこから。

FELTはよく出来たロードバイクで、ギアはフロント2枚50-34、リアは9速で13-28。クランク長は170mm。自転車のギアというのは簡単に言うと前が大きく後ろが小さいほど速く、前が小さく後ろが大きいほど登りが楽。FELTのギア比はロードバイクとしては標準的で、高速巡行は13/50、登坂は28/34というもので非常に乗り易い。坂も楽。

これに対しユーラシアの純正スペックはフロント50-42、リアは5速で14-22。クランク長は165mm。地獄のようなスペックである。

一昨年広島から鹿児島まで走った際には、まずフロントを51-38に変更し、リアのローギア22だけ登坂用に28に変更して走った。私のような貧脚だとこれでもなかなかしんどく、熊本県の「三太郎峠」と呼ばれる赤松太郎峠、佐敷太郎峠、津奈木太郎峠の三連続の峠には本気で苦しめられたので、やはりフロントは36以下のギアを付けたいところ。

しかしながら大きなギアと小さいギアの差が大きくなるとリアの変速機のスペック(キャパシティと言う)を上げなければならず、古のロードレーサーにあまり不細工な長いケージの変速機はつけられない(付けたくない)ので、色々と試行錯誤の末、枚数の少ない後ろ5枚を補うために前を3枚にするという暴挙に出た。50-47-34。47は非常に使い勝手がよい。

次いで、シフトレバーの位置をどうするか。普通はダウンチューブに二つのレバーが並ぶのだが、これが走行中特に登板中に操作するのがなかなか辛い時があり、可能なら現代のロードバイクのようにハンドルから手を離さずに操作したい。ということでサムシフターなるレバーを手に入れてあっちこっちに色々付けて試して、かなり独特な位置に取り付けた。

そしてタイヤ。このユーラシアはチューブラータイヤという特殊なタイヤを使用する。一言で言うとパンク修理が簡単には出来ず、タイヤそのものを貼り替えることになる。熊本の海岸線を走行中にパンクして非常に難儀した経験から、通常のクリンチャータイヤに交換しようかと悩む。しかしクリンチャータイヤにするためにはリムを付け替えるか別のホイールを用意するかしないとならず、悩んだ末によりパンクしにくいタイヤに(今まで使っていたタイヤの二倍の値段がする)、シーラントというパンク防止剤を注入してチューブラーのまま使用することにした。

最後にシート。サドルとも言う、ようはイス。座るところ。普段はセラサンマルコというイタリアのメーカーのROLLSという最高にカッコいいクラシカルなシートを使っているのだが、これが長距離にはちょっとしんどく、固定ローラー台でトレーニングしていると尿道がジンジンしてきて辛い。サドルはルックス的にとても大きな意味を持つが、背に腹は変えられないので、現代のシートに付け替えた。

そして組み上がったユーラシア2024年バージョン。非常に乗り易くなった。欲を言えばリアのトップギアを14より小さく、フロントのアウターギアを51か52にすればもっと高速巡行出来るようになるが、変速機のスペックからしてもこれが限界なのでひとまずコレで行こうと決めた。

6月6日、羽田から新千歳に飛ぶ。

6月7日、一日だけ支笏湖で釣りを嗜む。野生のブラウントラウトは今回も私に冷たかった。道すがらの国道でヒグマが道路を横断する様を目撃。あまりに勇壮、圧巻。森林の王者。人間はちっぽけだ。

札幌まで30km自転車で移動しながら細部の調整を繰り返す。
ムジカホールカフェの店主と居酒屋で一献。焼き鳥も魚も美味。

明日から旅がスタート。どんな旅になるやら。

続く。

LiveNEWS

突如襲ったコロナ旋風の中日本中のライブハウスが世間の槍玉に挙げられ「#ライブハウスなんていらない」というハッシュタグまで出回った2020年、店もミュージシャンも命懸けで音楽をやっているのだということを表現する為に町田から大阪まで自転車で500kmの旅をしたライブツアーから早いものでもう四年。自転車での日本縦断は仙台 – 札幌間を残すだけとなり、いよいよその最後のピース690kmを埋める時がやって参りました!

スタートは六月をもって営業を終了してしまう札幌のMusica hall cafeで最後の演奏とお別れを。
函館まで走ってフェリーに乗り青森に上陸、青森から秋田県は能代市を目指す。
能代では亡き友コバヤシタツヒコが遺した思い出と数々の友情を手繰りながら盟友EOS tannyとCAFE & ASOBIBA 4-6でライブを。
そして奥羽山脈を超えて仙台を目指す。
ゴールとなる仙台Cafe de Lucilleでは盟友HIROFUMI ENDOがホストを務める会場、そこにゴールして演奏するという非常にチャレンジングなライブ!無事完走なるか?!そして完奏なるか?!

齢56にして挑む最後の戦い。熱き応援を賜りたく候。

 

ツアースケジュール

★6/8(土)札幌ムジカホールカフェ
10:30 open, 11:00 start
前売り4,000円, 当日4,500円(要ドリンクオーダー別途)
出演:石田ショーキチ
チケット予約:https://www.musica-hall-cafe.com/event_live/index.html#reservation_area
終演後自転車で余市に向けてスタート(60km)

6/9 余市 – 長万部(103km)
6/10 長万部 – 函館(106km)のちフェリーで青森上陸
6/11 青森 – 鷹ノ巣(104km)

 

★6/12(水) 鷹ノ巣 – 八郎潟(60km)電車移動で能代、ライブ
CAFE & ASOBIBA 4-6
〒016-0831 秋田県能代市元町4-6
https://noshiroyamori.com/cafeasobiba4-6/:slug
18:30 OPEN, 19:00 START
3,000円(要ドリンクオーダー別途)
出演:石田ショーキチ、EOS tanny、甲山三詠
チケット予約:tanny01269581@icloud.com お名前、電話番号、枚数をご記入の上メールをお願いします。
問い合わせ:大谷 090-6782-6571、tany01269581@icloud.com
チケット店頭販売(4/22より)CAFE & ASOBIBA 4-6
宿泊お勧め・能代タウンホテルミナミ(電話予約0185-55-2256)

6/13 八郎潟 – 横手(102km)
6/14 横手 – 鳴子温泉(87km)

★6/15(土) 鳴子温泉 – 仙台(67kn)到着次第ライブ!
仙台Cafe de Lucille
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目4−20 清和ビル B1F
https://www.again-and-again.com/cafedelucille/
16:30 open, 17:00 start
前売り4,000円, 当日4,500円(要ドリンクオーダー別途)
出演:石田ショーキチ、HIROFUMI ENDO(ホスト)
※予約数によっては全席立ち見となる可能性があります
チケット:https://tiget.net/events/314914

 

 

 

 

NEWS

2/13(火)20〜22時
吉田豪さんのSHOWROOM番組「豪の部屋」生放送に出演しました。アーカイブをご覧下さい。